中部電協創立50周年記念式典・祝賀会
創立50周年記念式典開会のあいさつ 川畑 聡 理事
理事長あいさつ 島袋 正男 理事長
組合歴代役員功労者と組合事務功労者
組合員永年勤続功労者
現組合役員
歴代役員表彰
乾杯のあいさつ 大城 政明 理事
歴代役員のみなさま
組合員のみなさま
組合員のみなさま
青年部のみなさま
余興 徳原清文民謡古典研究所のみなさま
余興 琉球國祭り太鼓
閉会のあいさつ 「一本締め」 青年部会長 渡慶次 優司
式辞 創立五十周年を迎えて
本日は、中部電気工事業協同組合創立五十周年記念式典へ、沖縄県電気工事業工業組合理事長 金城稔様はじめ、ご来賓の皆さま、多くの組合員のご出席を賜り開催できますことを心から感謝申しあげます。 また、歴代理事長をはじめ役員、組合員の皆さまとともに慶びを分かち合いたいと思います。私共、中部電気工事業協同組合は、昭和四七年十一月に設立しました。本土復帰とともに「電気工事法」の適用をうけ、正式に沖縄県知事への登録も義務づけられ、まさに復帰とともに沖縄県の電気工事業の新たな歴史が始まりました。以来五十年、中部電気工事業協同組合は、着実に歩み続けてまいりました。
昭和四十九年には、現在の代行業務の骨格である「電力申請手続代行業務」が形成され、以後は組合員のため、労働保険の充実、全日連工連制度の第三者損害賠償制度、業務災害補償制度、グループ共済制度等に取組み、中部電協が一口負担し、組合員の不測の事態に備えておりますことは、私たち組合の大きな誇りの一つです。
また、電気設備保守センターの起動をはじめ、平成十四年には、一般用電気工作物竣工調査業務もはじまり組合運営の柱となっており、今後とも不良率の低減に向けまい進してまいります。 以後、災害時における防災協定を五市町村と締結し電気設備復旧についても迅速な対応と連絡体制の構築を図り、市民生活をお守りすべく団結して取り組んでおります。
また、人材育成事業や社会貢献事業も大きな成果がでております。組合員の技術向上への取り組みを重ね、これまでに開催された全九州技能競技大会において、当組合から代表として出場した選手が、沖縄県予選大会および全九州技能競技大会でも優秀な成績を収めています。
また、「子供達の貧困対策に関わる支援事業」では、五年前から青年部が中心となり支援金を募り、各市町村の各サポート機関・団体へ贈呈しております。この取組は報道でも大きく取り上げられ、昨年滋賀県で開催された第三十四回電気工事業全国大会におきまして特別賞を受賞致しました。組合員みなさまの社会貢献への熱い思いが受賞へとつながりました。心より感謝致します。
令和二年に沖縄県電気工事業工業組合「女性部会」が発足し中部電協組合から三業社三名が入会し、初代会長に中部電協組合員の㈲真電設 専務取締役 川畑民子氏が選出され、女性が活躍出来る電気工事業会を目指す趣旨で発足し、新しい視点から女性独自の細やかな気遣いを取り入れる事が期待されています。
さて、電気工事業界を取り巻く競争環境は、より一層厳しいものとなりましたが、従事している従業員の雇用条件やコンプライアンスを整え、多様な人材が活躍する業会でなければなりません。電気は、市民生活を支えるかけがえのないものです。これからも私たちは、組織全体で知恵を出し合い、技術の向上、地域社会への貢献を重ね、電気工事業としての社会的使命を果たして参ります。
今日、私たちがこの晴れの日を迎えることが出来ましたのは、㈱沖縄電力をはじめ関係団体の皆さまのご指導ご支援、そして様々な困難、試練を乗り越え心血を注いで中部電気工事業協同組合を育ててくださった歴代理事長、役員の皆さま、組合員全員の努力のたまものでございます。重ねて心より感謝申し上げます。
結びに、ご参集の皆さまの益々のご発展とお幸せを祈念し私のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
令和四年十一月十九日
中部電気工事業協同組合
理事長 島袋 正男